★おまけ★
にゃんこ喫茶レポ。
 2006年1月休日、噂のにゃんこ喫茶「ねこのみせ」http://nya-n.jp/top.html に、にゃんこもいいけどワンコも堪らない、なBさんと行ってきました。
 場所はJR町田駅のすぐ近くであります。

 お店へ登る階段の入り口には←な看板が!
 ちょうど生まれて一ヶ月ちょい程の子猫ちゃん達がいたのであります。

 こ、子猫…v
もう看板だけで胸ときめきまくりv
 簡単にお店内部覚え書き。(せめてイラレを使え)

1 引き戸の入り口
2 カウンター ここで説明と飲み物の注文、時間を書いたタグをもらいます。1と2の間は狭いです。
3 上の方にはにゃんこグッズが飾ってあり、下はお客さん用の荷物置き場。
4 ここで靴を脱ぎスリッパに。コートはハンガーへ。
5 本棚1。
6 手洗い場。にゃんこをさわる前とさわった後は必ず手を洗おう。
7 本棚2。コミックから話題の書籍など。品揃えはかなりマニアック。(多分オーナーさんの私物)

8 コタツ。にゃんこがよく入る。
9 ラグ。にゃんこがよく寝ころぶ。
10 ゆりかご上に動くにゃんこの寝床。
11 カリカリが置いてある。
12 水飲み場。

 黄緑で四角いのがソファー、黄色い四角は椅子、茶色いのは机。丸い机はガラスで下の物置みたいなとこがよく見えます。このしょぼい絵では分かりませんが、机の下には段ボールハウスがあったりして、にゃんこが至るところでくつろげるようになってます。
 お店の中はテーブルの上や壁ににゃんこのポスカやグッズが置いてあったりして、そう言う物を見るのも楽しいです。3の場所に飾ってるにゃんこグッズも可愛いv

 写真だと←こんな感じ。(今頃コタツが四角でないのに気が付いた)丁度10の前で撮影会状態の隙に撮った物。コタツのお客さんには一応目隠しを入れてみたり。

 私が行った時は既に10人以上人がいたので、店内図上部の椅子に座ったのですが、コタツを境ぐらいに温風の関係で上部は寒く下部が暖かい状態。当然にゃんこは暖かい方に集まりがちに…。
 大人のにゃんこは店内をうろついたり椅子の上でじっとしてたり、とにかく店内にゃんこいまくりなので、嬉しいのと落ち着かないのとで緊張。しばらく様子見をしてたら、オーナーさんが「猫ちゃんはコタツ周りにいるので、触りに行ってみて下さい」と声をかけてくれました。
 そのうち11〜12付近の椅子にいたお客さんが帰る準備を始めたので、Bさんと飲み物と本を持って12近くのソファーに移動。猫用のおもちゃもあったのでそれを使うと、子猫が面白いほどに反応してくれて、しばらく10のあたりで遊んでもらいましたv
 その間Bさんはどうしてるのかと思ったら、食い付きの良すぎる子猫にせがまれまくり、時には大人猫も入れ3匹相手におもちゃを動かしていたらしい。
「額に模様のある奴(多分えなちゃん)がバカでさ〜食い付きすぎ。もう疲れたよ」
そう言いながら顔弛みっぱなしのBさん。

 子猫に遊んでもらってる間、新しく来たお客さんが子猫の仕草に「可愛い可愛い」と大喜び。自分は既に結構遊んでもらったので、場所移動しながら新しいお客さんと交代。幸せ疲れなBさんと子猫の姿を愛でながら、ソファーでまったり本を読む。

 行く前に、にゃんこちゃん達が他のお客さんべったりだったり、眠ってる場合、その間他のお客はどうしてるんだろう…? と疑問に思っていたのですが、その時間用に本が置いてあるらしい。いわばにゃんこ喫茶兼漫画喫茶な雰囲気。
 本はマニアック(ちょいマイナー)な品揃え。雑誌で言うとエースとかガンガンとかでしょうか。それ+にゃんこ漫画+話題の書籍。私は「チーズ スイートホーム」を、Bさんは「生協の白石さん」を読んでました。
 「チーズ…」は名前を知っていたけど、表紙のにゃんこの顔が萌えないので未見でして、試しに読んでみたらお話しが可愛くて、にゃんこの体つきや仕草がとってもツボでしたvやはり読んでみないと分からない事は多いなぁと実感。


 本を読んでる間も、子猫たちは縦横無尽。遊び回る勢い余ってソファーに座ってる我々の膝の上を通り道にしています。両手にすっぽり収まるくらいの子猫たちは当然あんよもちっこい訳で。小さくて柔らかくて暖かい足裏が、太ももの上をちょこちょこ動く感触が激しく萌でありました…!
 子猫の足押しマッサージプレイ?(違う!)(にゃんこ喫茶は風俗に非ず)
 Bさんはにゃんこも好きですが、常々賢くて可愛いワンコの話題に食い付く人なので、にゃんこ喫茶も私のつきあいで行ってみようかな…程度だったのですが、子猫の魅力にはイチコロだったらしく、今でもうわごとのように「子猫の足の感触が…v」と遠い目をします。
 でも分かる!分かるよその気持ち…!まさに子猫は旬のモノだからね!もうすぐ子猫6匹のうち、4匹が里子に出されるそうで、仕方ないけど寂しいであります。


 さて、代わる代わるお客さんに遊んでもらった子猫たちは疲れてきたのか、おもちゃへの食い付きも悪くなり、ママ猫に甘えたり水を飲んだり休憩モード。やがて寝床に集まって、大人にゃんこ共々お昼寝の時間です。

 にゃんこの寝姿って何でこんなに可愛いんだろう…vこのころになると、皆示し合わせたかのように撮影会スタート。それぞれデジカメやケータイで撮りまくりであります。
 私もやっと遅まきながら撮ってみる。しかし、自分は昔から「手ぶれキング」と呼ばれていて、何度撮っても「……」な出来上がり。あんまり何度も撮り直しても他のお客さんに迷惑なので、一ショット二回を限度にシャッターチャンスを狙ってみる。結果はまぁ所詮この程度ですよ…。(にゃんこ喫茶のサイトにはきれいで可愛い写真が一杯であります)


 行く前はどんな所だろうとちょっぴり不安もあったのですが、お客さんがみんな、猫好きって雰囲気の人たちばかりで、落ち着きます。多分にゃんこ飼いたいけど、事情があって飼えない、または実家に愛猫を残してきた…みたいな感じではないのかと。
 そして当たり前だけど、にゃんこ達は新しいお客さんが来てもゆったりと落ち着いてて、逃げたりしません。それが実に嬉しく、心癒されます。
 家ににゃんこがいなくて、すぐに触れる環境にいないと、にゃんこ飢えゲージがぱんぱんになるようで、にゃんこを見るとすぐに隙あらば触らせてくれないかしらと下心が湧きまくりであります。
 普通にゃんこはじっと見られたりするのは嫌いだし、ましてや隙あらばと嫌なオーラゆんゆんの人間はむしろ苦手なのであります。当然野良ちゃん達に遭遇しても大抵ソッコーで逃げられます。私はこんなににゃんこの事が好きなのに…!←暑苦しい愛はウザがられるいい見本。
 お店ではにゃんこが常にウェルカム状態なので、いつでも触れる、愛らしい姿をじっと見てられると思うと、自分の気持ちにも余裕が生まれるので、それが
にゃんこにも伝わるのかもしれません。

 ちなみに自分がいた時間帯の様子では、カップル率高し!でありました。でも男性二人組や一人だけのお客さんもいて、それぞれにゃんことの時間を満喫vと言う感じ。

 微笑ましかったのは、最初に席に着いた時、隣の椅子席にいたお兄さん。連れのお友達はずっと本を読んでて、どうも隣のお兄さんが猫好きで付き合ってもらってる感じ。
 隣のお兄さんはにゃんこのおやつを注文したのですが、スタッフルームでおやつの準備をしていると、にゃんこ達(特に大人猫)はソワソワと落ち着かない様子。子猫は数匹つられてうろちょろしてましたv
 やがておやつ皿がお兄さんの所に運ばれてくると、にゃんこ達が大集合。放射状にお兄さんの足に取りすがる感じでおねだりしまくりです。そんなにゃんこ達におやつを分けるお兄さん。
 お皿にカリカリと煮干し風の物が見えたので、多分200円のおやつだと思われます。おやつにはもう一つ500円のスペシャル版があるのですが、そちらは猫缶なのではと予想。
 おやつをもらいに来たにゃんこ達は当然私の近くをうろうろしている訳で、便乗ナデナデさせてもらったり、子猫を抱き上げたり出来ましたv もちろん子猫が嫌々をしたらすぐに降ろしましたよ。
 にゃんこ達はお皿を舐めきる勢いでおやつを完食。おやつが無くなるとさっさと暖かいコタツ周りへ。ドライだ。そこがにゃんこらしくて愛おしい…v
 おやつタイムが終わったら、お兄さん達は帰っていきました。おやつをにゃんこ喫茶の締めに予定してた模様。便乗なのに嫌な顔せずにゃんこに触らせてくれてありがとうお兄さん。

 ところで、このにゃんこ喫茶のにゃんこ達は、みんなスレンダーで大人しく、毛並みは体に張り付いてるように短めの薄めですべすべしっとり。なんだかまるでラビットファーを触ってる感じがしました。
 実家にいる愛猫レモンはアメショの雑種で、中の白い毛は細くてフワフワなのに、上の毛並みは長くて太いので、撫で心地は艶っとしてるけど荒い感じなのです。よく触らせてくれる、「にゃんこの本屋さん」の看板猫くろにゃんは毛並みは柔らかいけど毛の厚みがあって、いかにも日本猫の雑種という感じ。
 なので、にゃんこ喫茶の猫ちゃん達の触り心地はかなり衝撃的でした。これが長毛種だったらまた感じが違うんだろうなぁ。

 しばらく観察していたところ、大人にゃんこはじっと座ってる人を狙って膝に乗ってました。にゃんこはじっとしてる人が好き。(基本)
 私が見ただけでも女の人に二匹、男の人に一匹、本を読んでたり子猫の遊ぶ姿を眺めてる人の所へおもむろに。子猫と遊ぶのもいいけど、じっとして大人にゃんこに膝へ乗ってもらうのもいいね…!三時間パックの時に試してみよう。

 それから子猫たちは元気よく遊びまくりだったのですが、一匹だけ、私たちがいた時間ずっと寝てたこがいました。(多分かなちゃん)その子は水場近くの椅子の上で丸まって寝ていたのですが、そのうち起き出してラグへ移動。また寝る。二匹の子猫がじゃれ合ってその子を踏んだりぶつかっても起きる気配がありません。……そんなに眠いのか。つうか寝汚い…?何となく親近感を覚えたり。
 そのうち別の子猫と一緒にママ猫のおっぱいをチュウチュウした後は、やっぱり寝てました。
 子猫たちのママ、シャルロッテちゃん(←)はプライドが高い女王様なのだそう。(Bさん情報。私が子猫と遊んでる間、お店の人が話してるのを聞いたらしい)ラグでおやすみの姿もなんだかノーブルな雰囲気です。


 写真を撮り本も読み終えて、にゃんこ達もおねんねなので今回はこれにて引き上げる事に。本を片づけ手を洗い、荷物とコートを持って会計へ。500円ごとにハンコが一つ貰え、10個たまると1時間無料(同伴者もOK)と言う事で、早くもカードの半分以上が埋まりましたv 料金は映画観るくらいのお気軽さなので、次回は平日の三時間パックを利用して、にゃんこを愛でつつ気になる本を読もうと思ってます。もう少し近場にあるとちょくちょく行けるんだけどなぁという感じですが、是非ともまた伺いたい…!